April 10, 2020

凛子、魂の対談開始 
「日本とイスラエル」

諏訪の地に伝わるユダヤの痕跡を探れ。

〜諏訪の守屋山に残るユダヤ人渡来の痕跡 について、教えて下さい。 〜諏訪の守屋山 イスラエルの大使が駐日大使として就任す ると真っ先に訪れる場所があります。それ は長野県の諏訪市です。諏訪には守屋山と いう山があり、この山は諏訪大社の御神体 である。また。モリヤ山はユダヤ人の国イ スラエルの首都エルサレムにある山の名前 である。(中略)そのモリヤ山は「タナフ(旧 約聖書)」に登場します。 〜旧約聖書に記されているイサクの物語 「神は命じられた。『あなたの息子、あなた の愛する独り子イサクを連れて、モリヤの 〜ミサクチの祭り 「御頭祭」は別名、「ミサクチの祭り」とも 言われ、毎年四月十五日に行われている。(中 略)この祭りの内容を簡単に記すと、「少年 が『御贄柱(おにえばしら)』に縄で縛られ、 神官が小刀で少年を切りつけようとすると、 使者が現れ神官を止め、少年は解き放たれ て命が救われる」というお話だ。そして少 年の代わりに鹿七十五頭を燔祭として捧げ、 その首を神殿に供えたのだ。 〜ヘブライ語でイサクに由来する祭り まず「御頭祭」の別名である「ミサクチの 祭り」だが、「ミサクチ」という言葉はヘブ ライ語で、「ミ・イツハク」と読むことがで きる。その意味は、「イサクから」とか「イ サク由来の」という意味です。 地に行きなさい。わたしが命じる山の一つ に登り、彼を焼き尽す捧げ物としてささげ なさい』」(創世記22 章2 節) 〜神様に従おうとするアブラハム すると神の忠実な僕(しもべ)であったア ブラハムは一人息子のイサクを伴ってモリ ヤの山に行き、イサクを縛って刃物を振り 上げ、まさにその子を殺そうとした。その時、 主の使いが天から彼を呼んで言った。 〜神様の声 「アブラハムよ、わらべに手をかけてはいけ ない。また何も彼にしてはならない。あな たの子、あなたのひとり子をさえ、わたし のために惜しまないので、あなたが神を畏 〜山羊の代わりに鹿を捧げた 諏訪には山羊がいなかったので、代わりに 鹿が捧げられたのだろう。また、鹿の中に 耳の裂けた鹿がいたとあるが、これは藪に 角を引っかけた山羊をイメージしたに違い ない。 〜古代日本のユダヤ人の痕跡 この事実から感じるのは、やはり古代の日 本にユダヤ人が渡来し、諏訪の地にやって 来たのではないか、ということである。そ して彼らはアブラハムの子孫として、イサ クを捧げたアブラハムの信仰を忘れなかっ た。諏訪の地に住み着いたユダヤ人は、そ こにあった山をモリヤ(守屋)山と名付け たのである。 れる人であることをわたしは今知った。」 〜イサクの代わり アブラハムが目を開けると、そこに角を藪 に引っ掛けている山羊がいた。アブラハム は息子イサクの代わりに、雄の山羊を燔祭 として神に捧げることができました。 〜諏訪大社の祭とイサクの物語の共通点 では、はたしてこの諏訪の地と古代ユダヤ 人と何の関係があるのだろうか?実はそれ を知る手がかりが、「守屋山」を御神体とす る諏訪大社で行われる「御頭祭(おんとう さい)」という祭りの中にあります。 〜聖書は神様を中心にして生きようとした 人たちの記録であり、日本人の信仰と生活 のルーツでもあると思います。キリスト教 という西欧の宗教の教典としてではなく、 日本人の心を知り、神様を中心として生き るために聖書をお読みいただきたいと思っ ています。